協業 — Pull Request とコードレビュー
チームでは誰も main に直接コミットしません。ブランチ → push → PR → レビュー → マージ。あらゆるソフトウェアチームがこの流れで動きます。
学習目標
- ブランチ → PR → レビュー → マージの流れを回せる
- レビューしやすい Pull Request を書ける
- 他人のプロジェクトに貢献する fork の流れを知る
チームでは main ブランチに直接コミットしません。ブランチを作って作業し、リモートに上げてから Pull Request(PR)を開き、「この変更を取り込んでほしい」と依頼します。レビュアーが見て意見を残し、通れば取り込まれます。GitHub も GitLab も同じ流れで、これから入るほとんどの会社もこう働いています。
PR はコードを検査される場ではなく、意図を共有する場です。タイトルに何をしたか、本文になぜ必要かとどう確認したかを書けば、レビューは何倍も速くなります。そして PR は小さいほど良いです。300行を超えるとレビュアーは丁寧に見られず、そのまま承認してしまいます。
レビュー意見を受けたら、そのブランチにコミットを足して再度 push すれば PR は自動で更新されます。他人の公開リポジトリに貢献するときは、そのリポジトリを自分のアカウントに fork し、自分の fork でブランチを作って元のリポジトリへ PR を送ります。gh コマンド(GitHub CLI)を使えば、ターミナルから出ずに PR を作り、一覧を見て、取得できます。
このステップで覚えるコマンド
目で読むだけでなく、実際にターミナルで打ってみてください。手が覚えて初めて実務で出てきます。
git switch -c fix/session-expiry- 作業用のブランチを開きます。何の作業か分かる名前にします。
git push -u origin fix/session-expiry- ブランチをリモートに上げ、PR を開けるようにします。
gh pr create --fill- ターミナルから PR を作ります。タイトルと本文をコミット内容で埋めます。
gh pr checkout <number>- 他人の PR を自分の PC に取得し、実際に動かしてから承認します。